畳と健康

かつて日本の家は木・土・草を中心とした建材でした。部屋の空間を見渡すと自然素材は少なくなっています。
天然のい草には化学製品にない様々な特性があります。

空気浄化

い草は二酸化窒素やシックハウスの原因となるホルムアルデヒドの吸着能に優れています。

保湿・断熱性

畳が、夏はひんやりと肌に心地よく、冬は暖かさを保ってくれるのも、畳が含んでいる空気のおかげなのです。

湿度調整

畳の素材は、空気をため込むと同時に湿気を吸ったり吐きだしたりして、部屋の湿度を調整する働きをしています。


芳香性

畳の一番の効果といえば、リラックス効果かも知れません。畳の部屋にいると落ち着くという声を多く聞きます。

難燃性

圧縮させた稲わらを使った畳床は、火がつきにくく燃えにくい性質があります。

吸音性

伝統的な和室の場合、床は畳、扉はふすま、壁は土壁で作られていて、生活の中で生じる音を吸収します。